渋谷ヒカリエ（渋谷区渋谷2）を中心に11月30日～12月1日、ダンス・ミュージックに焦点を当てた複合イベント「TOKYO DANCE MUSIC EVENT」が開催される。

　昨年初開催され延べ4100人以上を動員した同イベント。音楽業界に携わる人や企業が集まり、音楽ビジネス、マーケティング、アート、テクノロジー業界に従事している人向けのカンファレンス、アーティストが参加する楽曲制作者向けのワークショップ・スタジオセッション、国内外アーティストが出演するライブを通じて魅力を発信し市場の活性化を図る。

　カンファレンスでは、自分の価値を仮想株式として発行し売買する「VALU」を運営するVALU（猿楽町）の小川晃平社長が、ブロックチェーン技術が音楽業界にもたらす「改革」を話したり、ゲームクリエーター水口哲也さんがダンス・ミュージックとゲームの親和性などを話したりするほか、LINE（新宿区）の舛田淳さんらを招き「AIスピーカー」をテーマにしたトークも展開する。

　セッションパートでは、米テクノ・ミュージックアーティスト、ジェフ・ミルズさんのアルバム「Planets」の再現を図るサウンド・インスタレーション、オープンリールテープレコーダーを楽器として演奏する音楽グループ「Open Reel Ensemble」による演奏の解説や来場者が参加できるセッションなどのプログラムを予定する。

　ライブは、オランダ発エレクトロニック・ダンス・ミュージックレーベル「スピニン・レコーズ」の日本初公式イベント「SPINNIN’ SESSIONS」（入場料7,500円ほか）、電気グルーヴ・石野卓球さんがメインDJを務める「STERNE」、ポーランドのDJ・Sikdope（シックドープ）さんらが出演する「Make Some Noise」（以上、同2,800円ほか）などを行う。

　開催時間は11時～19時（ライブを除く）。入場料は、カンファレンスとセッションに参加できる11月30日・12月1日通し券＝2万円（学生5,000円）ほか。