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国学院大で学生考案「ゆず豆乳うどん」 期間限定提供

「食べ応えがあり温まる」と考案したうどんをアピールする国学院大の石原礼菜さん

「食べ応えがあり温まる」と考案したうどんをアピールする国学院大の石原礼菜さん

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 国学院大学(渋谷区東4)の学生食堂「和(NAGOMI)」で現在、学生が考案した「ゆず豆乳うどん」が期間限定で提供されている。

豆乳ベースのスープにゆずやニンジンなどをトッピングする「ゆず豆乳うどん」

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 同大のPR活動をしている大学生アドバイザーと、大学の学生食堂(学食)を研究している早稲田大学のサークル「学食研究会」のコラボレーションプロジェクトの一環。同サークルが発表する「学食ランキング」で上位に入ることが多い同学食へメニュー提案をしたいという思いから、両校の学生がオリジナルメニューを考案する「学食バトル」を企画した。

 今回は、同学食が香川から麺などを取り寄せて作っている「うどん」を題材に、国学院大は「和風」をテーマにした「ゆず豆乳うどん」を、早稲田大は大学カラーとして知られる「えんじ」をイメージした「ローストビーフうどん」を、それぞれ開発した。

 9月からメニュー開発に取り組み、11月1日から企画のPRを始め、13日~17日に同学食で両メニューを提供。期間中の売り上げ杯数が多かった「ゆず豆乳うどん」が、再び提供されることとなった。同学食の坂入信輔店長は「プロじゃない目線や発想があり、驚かされたが面白かった」と振り返る。

 「ゆず豆乳うどん」には、半月切りにしたユズをはじめ、ニンジンや大根、豚肉、シメジなどをトッピング。スープは豆乳をベースにショウガを加えた。価格は500円。女性を中心に注文しているといい、初日には40杯以上を売り上げた。学食は開かれたスペースだが、一般客は1割程度で、平日には近隣で働くビジネスマン、週末には子ども連れのファミリーも来店するという。

 大学生アドバイザーのメンバーで国学院大学文学部日本文学科1年の石原礼菜さんは「値段との折り合いをつけるのが大変だった」と振り返り、「具だくさんで食べ応えがあり、ショウガも入っているので温まってもらえたら」とアピールする。学食バトルは来年も行う予定。

 営業時間は10時30分~20時。「ゆず豆乳うどん」の提供は12月1日まで。

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