千駄ヶ谷と代官山に12月、日本茶専門スタンドカフェ「八屋(はちや)」がオープンする。経営は城南3区エリアを中心に不動産投資支援事業を展開するフェイスネットワーク(渋谷区千駄ヶ谷3)。
同社の新規事業として、「日本茶を新しい文化として現代に『再構築』」をコンセプトに日本茶の提案を図る同店。店名の「八」は、雑節(季節の節目となる日本の暦日)の一つで茶摘みの日とされる「八十八夜」や、「末広がり」として縁起の良い数字として知られていることに由来し命名した。
12月1日にオープンする千駄ヶ谷店(千駄ヶ谷4)は、店内の壁をオリジナルの波柄を、柱には麻の葉模様の格子を、それぞれ採用。同5日にオープンする代官山店(恵比寿西1)の店内壁面には、オリジナルの松柄をあしらい真鍮(しんちゅう)をポイントで使う。それぞれの店舗でテイストの異なる「和モダン」の雰囲気を感じられる空間に仕上げるという。
メニューは、煎茶やほうじ茶、玄米茶などのほか、茶せんで粉末の茶とミルクを混ぜ合わせて作るラテや、オリジナルの「煎茶ソーダ」、あんみつやソフトクリーム、大福、かりんとうなどの甘味を提供。四季や暦に合わせた限定メニューもそろえる。
営業時間は、両店共に9時~19時。千駄ヶ谷店は土曜・日曜・祝日定休。