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代々木上原などで十勝産食材の料理を提供する「トカチプ」 初日にはマルシェも

初日には十勝産食材などを販売するマルシェを開く(写真は前回の様子)

初日には十勝産食材などを販売するマルシェを開く(写真は前回の様子)

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 代々木上原駅周辺で11月25日から、十勝産食材を使った料理を提供する「トカチプVol.8」が開催される。

11店舗が提案する「ポテトサラダ」も販売

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 発起人であるPRコンサルタントで放送作家の編田博子さんをはじめ、北海道・十勝にある帯広柏葉高校の同級生が、「ふるさとと東京をつなぐ」プロジェクトとして2013年から展開している同イベント。十勝産の食材を東京の商店街で共同購入することで輸送費などを抑える「小さな流通」を提案している。

 今年は28店舗が参加し、シカ肉やホエー豚、「月光」という品種のユリ根、牧場「カントリーホーム風景」の牛乳、十勝ポワロー(リーキ=西洋ネギ)、十勝マッシュ(マッシュルーム)などを使った料理を提供する。

 参加店舗とメニューの例は以下の通り。和食店「キガルニワショク弾」(渋谷区上原1)=ユリ根を使ったまんじゅう(1,080円)、居酒屋「オトナノイザカヤ中戸川」(同)=ジャガイモ「きたあかり」やチーズ「フロマージュ・ブラン」を使う「サルデーニャ風ラビオリ クルルジョネス」(1,620円)、パティスリー「BIEN-ETRE(ビヤンネートル)」(同)=ベリー園「ときいろファーム」の無農薬フランボワーズやベリーを使うミニパフェ「ときいろベリーのトライフル」(810円)、ビストロ「メゾン サンカントサンク」(西原3)=エゾジカの内ももの「芯玉」、赤ワインを使ったソースと煮詰めたゴボウ、フリットにしたユリ根のセット(3,672円)ほか。

 初日には、イタリアン「フニクラ」(西原3)でマルシェを開き、チーズやジャガイモ、ゴボウ、長芋、ニンジン、ユリ根、リーキ、マッシュルーム、ヨーグルト、クリ豆の甘納豆など、十勝産食材や食品を販売。十勝産メークインを使い、同イベント参加店のうち11店舗がオリジナルのポテトサラダを販売する「ポテサラ祭り」も開く。開催時間は12時~15時。

 編田さんは「最近では秋になると飲食店の方から『トカチプそろそろだよね?』と声を掛けていただけたりイベント期間外でも『「十勝にこんな食材ないかな?」と相談をしていただけたりと、街の中にしっかりと『十勝』が根付いてきたのかなと感じている」と話す。

 営業時間は店舗により異なる。12月3日まで。

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