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渋谷区の中学生と障がい者アーティストが合作絵画 若年層のパラリンピック興味喚起へ

セコム本社のショーウインドーに展示している絵画

セコム本社のショーウインドーに展示している絵画

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 原宿のセコム(渋谷区神宮前1)ショーウインドーと恵比寿アトレ本館(恵比寿南1)4階フォンテーヌ広場で現在、「パラワークアートギャラリー展」が開催されている。

作品を描いた中学生や障がい者アーティストたち

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 渋谷区の中学生と障がい者アーティストが合作した絵画を展示する同展。渋谷区商店会連合会会長の大西賢治さんが委員長を務める実行委員が主催する「1964から2020へつなぐパラワークプロジェクト」の一環。

 同プロジェクトは、1964(昭和39)年に続き、同一都市として初めて2回目のパラリンピックが東京で開催されるに当たり、渋谷区の中学生と障がい者アーティストが絵画を合作する活動を「パラワーク」と呼び推進することで、特に若い世代のパラリンピックへの興味喚起・理解促進を図る教育プログラムにも位置付ける。同プロジェクトは「東京2020(文化)」公認プログラムとなる。

 今回、広尾中学校などの学生と障がい者アーティストの経済的な自立を支援する障がい者自立推進機構(港区)に登録しているアーティストが、2020年東京パラリンピックで、渋谷区内の会場で開催を予定するパラ卓球・パラバトミントン・ウィルチェアーラグビーをテーマに共同で絵画18枚を制作した。

 大西実行委員長は「若い方にぜひ見てほしい。スポーツの楽しさを、パラワークを通して堪能してほしい」と呼び掛ける。

 作品は今後、区の2020年東京五輪・パラリンピック関連イベントなどで展示していくといい、同プロジェクトは来年以降も行っていく予定という。

 今月14日まで。

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