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鯨肉料理を提供する「恵比寿鯨祭」 10店舗参加、カツレツやマカロンなど提案

参加店舗で提供しているメニューのイメージ

参加店舗で提供しているメニューのイメージ

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 恵比寿エリアで現在、鯨肉を使ったメニューを提供するフードフェスタ「恵比寿鯨祭(げいさい)」が開催されている。主催は、恵比寿エリアの地域住民や働く人たちが発足した実行委員会。

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 「住民が一体となって楽しめる祭りをつくりたい」との思いから2013年に初開催した同イベント。鯨は同エリアの地名「恵比寿」と同名の七福神の一柱・漁業の神「恵比寿様」と同一視され、各地で「えびす」と呼ばれていたことから、鯨肉を使ったメニューを提供することで地域活性化を図る。同祭では調査捕鯨で捕られた鯨の肉を使っている。

 5回目を迎える今年は10店舗が参加。店舗とメニュー例は以下の通り。海鮮料理「魚BAR一歩」(渋谷区恵比寿1)=表面に塩をまぶしてあぶった肉にニンニクやショウガなどを添え、藻塩やしょうゆで食べるたたき(1,026円)、鉄板料理店「テッパン ニキ」(恵比寿南2)=だしと一緒に炊いたライスに白滝と一緒に甘辛く煮た赤身肉を炒め、大葉をトッピングするガーリックライス(1,080円)、鉄板焼き「Ebisu言の葉」(恵比寿西1)=マデイラワインとマンゴーのソースをかけるフォアグラを鯨の肉で包んだカツレツ(1,944円)。

 毎年参加しているビストロ「Ebitai」(恵比寿1)は、ローストしたジャガイモに赤身のたたき、下アゴから腹部にかけての脂身「うねす」のフライをのせブルーチーズソースをかける「鯨のブルーチーズソース ジャガイモのロースト添え」(1,296円)を提供。バー「VinSanto」(恵比寿西2)は、生ハムに加工した肉をマカロンサレ(甘くない生地)に挟むマカロン(972円)を提案する。

 営業時間は店舗により異なる。11月15日まで。

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