西武渋谷店が11月1日、来年元日から売り出す福袋を披露した。
2013年から元日営業をしている同店。来年の福袋は、同店が発信しているメッセージでもある「働く女性応援」をはじめ、「体験型」「インスタ映え」をキーワードに約1600種類を準備する予定で、前年比101%の売り上げを目指す。
「働く女性の応援」をテーマにした福袋は、コートやワンピース、アクセサリー(2点)などが入った「キャリアウーマンのパーティーパープル福袋」(5万4,000円、25万円相当、4個)、低カロリーのご飯と丼のレトルト食品のセット「働くママの時短フード福袋」(999円、1,500円相当、10点)など、さまざまな切り口で「働く女性」を意識。
例年用意する世相を反映した福袋としては、35カラットのダイヤを組み込んだブレスレットとブラックダイアのピアス「35キャラットwith B」(350万円、約1,000万円、1個)、ブルゾン・白シャツ(2枚)・ベルトがセットの紳士用「with B主役の福袋」(3,500円、約2万円相当、10個)、サーロイン(400グラム)・ヒレ(300グラム)・ボルドーワイン(レフォールド・トゥール)がセットの「with B(=ビーフ)福袋」(3万5,000円、約4万5,000円相当、5個)など、お笑いユニット「ブルゾンちえみwith B」にインスパイアされた福袋を複数用意。
そのほか、「一線」ならぬ「一千」を超えていない福袋は、すき焼き鍋・寄せ鍋・トマト鍋をそれぞれカット野菜付きで999円(約1,500円相当、20個)で用意。「夢の9秒台、体感福袋」(1,080円、10個、約1万円相当)は、ストップウオッチを9.98秒で止められたら靴下(メンズ)の詰め放題に挑戦できる福袋になっている。
体験型の特別福袋は2種類用意。「非日常、渋谷を人力車で巡る福袋」(3万2,400円)は、西武渋谷店を出発し、明治神宮などを参拝し表参道でランチした後、渋谷駅前(スクランブル)交差点を背景に写真を撮影する。同店が来年開業50周年を迎えることを記念した「日本の美意識、体感福袋」(5万4,000円)は、日本画家・大竹寛子さんが「渋谷」をテーマに描き下ろすアート作品と大竹さんが手掛けたパークホテル東京(港区)のアーティストルーム「桜」での宿泊がセットになっている。各限定1個。いずれも抽選で、12月26日~2018年1月3日に店頭で受け付ける。
販売は来年1月1日~3日。