JR渋谷駅新南口近くの渋谷川沿いにあるオープンイノベーション拠点「100BANCH(ヒャクバンチ)」(渋谷区渋谷3)1階に10月31日、地中海シーフードダイニング「LAND Seafood(ランド シーフード)」がオープンする。経営はカフェ・カンパニー(神宮前5)。
パナソニック(大阪府門真市)が、ロフトワーク(道玄坂1)、東急電鉄(南平台町)協力の下、7月に開設した同施設。築41年の建物をリノベーションし、ワークスペース「GARAGE」(2階)、ミートアップや発表会などイベントスペースとして活用するコラボレーションスペース「LOFT」(3階)を併設している。
カフェスペース「KITCHEN」にオープンする「ランドシーフード」。カフェ・カンパニーは2000年、同施設向かい側の旧東横線高架下に創業1号店「SUS-Shibuya Underpass Society-」を開業しており、同社にとって縁のある土地での新業態出店となる。
店舗面積は約100坪、席数は100席。中央にはオープンキッチンを配置し、ソファ席やテーブル席、カウンター席などのほか、ミーティングや小規模のイベントに対応するラウンジゾーンも用意する。
「『食』を通じて過去から学び未来へつながる新たな価値を創造していく場」を目指す同店。鮮魚店「魚力」(立川市)とタッグを組み、小田原漁港からの直送をはじめとした国内各地の魚介をスパイスやハーブで調理する。
メニューは、うにプリン、サザエ、アジ、オマールエビ、ホタテなどを盛り合わせるシグネチャーメニュー「LANDプラッター」(3,800円)や「伊勢エビ(エビ)のカタラーナ」(4,000円)、「金目鯛(きんめだい)のモロッカンブイヤベース」(2,100円)、「いくらのしじみ出汁(だし)パスタ 西洋わさびのせ」(1,480円)などのワインに合わせたフードのほか、ほうじ茶ティラミス(680円)などの植物性素材のスイーツなどをラインアップする予定。
営業時間は11時~23時。