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渋谷駅西口再開発のビル外観デザイン発表 東急プラザ渋谷跡など活用

外観イメージ(画像提供=東急不動産)

外観イメージ(画像提供=東急不動産)

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 2015年に閉館した東急プラザ渋谷(渋谷区道玄坂1)跡地を含む「道玄坂一丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」のビル外観デザインが10月18日、発表された。事業主は東急不動産が参画している道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合。

1階バスターミナルとアーバン・コアのイメージ

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 東急グループなどが進めている渋谷駅周辺再開発のプロジェクトの1つで、同店跡地や隣接する街区を一体的に再開発している。敷地面積は約3336平方メートル。延べ床面積は地下4階~地上18階(建築基準法上は19階)の22フロア計約5万8970平方メートル。高さは約103メートル。フロア構成は、地下3階~2階=駐車場や物流・荷捌き場、地下1階~地上8階、同17階・18階=商業施設、地上8階~同16階=オフィス、地上17階=産業進出支援施設。

 地上1階には観光支援施設や空港リムジンバス発着場を含むバスターミナルを設ける。地上2階部分にJR渋谷駅と接続するデッキや、地上から中層階をつなぐ縦導線「アーバン・コア」を設置予定。地上8階~16階には屋内吹き抜け空間「エコボイド」を、地上16階部分には屋上広場もつくる。

 デザインコンセプトは、多種多様な人や文化などが混在する渋谷を表現した「小さな物語の集積」。ファッションや音楽などさまざまな流行や文化を発信し発展してきた歴史を踏まえ、「街のエネルギーが凝縮された結晶体のような建築」をデザインに落とし込むという。外装には、さまざまな形や色、素材を使い、角度や時間帯、季節によって見え方が変化するように仕上げる。マスターアーキテクトは日建設計(千代田区)、デザインアーキテクトは手塚建築研究所(世田谷区)、設計・監理は清水建設(中央区)一級建築士事務所、施工は清水建設。

 2019年秋完工予定。東急不動産は併せて、商業施設のリーシングを始めることも発表した。

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