国連大学(渋谷区神宮前5)前で10月14日・15日、パンのフェスティバル「青山パン祭り」が開催される。主催はNPO法人Farmer's Market Association、メディアサーフコミュケーションズ(目黒区)、同社内の「Bread Lab」。
2013年秋の初開催から4年目となる今回は「CRAFT BAKERIES~私たちの好きなパン屋さん~」をテーマに、パン職人が手作りする過程など消費者の手に届くプロセスにスポットを当てる。期間中は2日間で延べ90店舗のパン店が出店するという。
出店するのは、ヒヨコ豆のコロッケ「ファラフェル」をピタパンに挟むサンドなどを提供する「クンバ ドゥ ファラフェル」(神泉町)、代々木上原に本店を構えるサンドイッチ店「POTASTA」(西原3)、ベーグル・マフィンなどを提供する「トライベッカ・ベーカリー」(稲城市)、国立と調布に店舗を構えるドイツパン店「ベッカライ しゅんた」、ベーカリーとスイーツショップ「エスプラン」(横浜市鶴見区)、自家製酵母と北海道産小麦粉を使ったパンを姉妹で作る「粉花(このはな)(台東区)、無農薬肥料の米で作った自然酵母と国産小麦でパンを作る「自然酵母 山のパン屋」(千葉県)など。
今回は、石川と大阪のベーカリー「NiOR」(石川)、「ル・シュクレクール」(大阪市北区)、「月とピエロ」(石川)の3店舗がキッチンカーで出店しパンを量り売りする。そのほかジャムやコーヒーなどの物販、食をテーマにデザインするテキスタイルブランド「gochisou」、「パンが好き」なイラストレーター野々なずなさんらも出店する。
場内には「酵母ライブラリー」も用意し、顕微鏡で観察できるようにするほか、同祭事務局のスタッフが育てた酵母も展示。14日には酵母の紹介やパン作りなどを行うワークショップ(参加料3,000円)や、浅草の老舗パン店「ペリカン」(台東区)4代目・渡辺陸さんを迎える同店のパン付きトークショー(同1,500円)を開く。同日17時30分~にはアフターパーティーも予定し、パン店や日本酒の蔵元蔵、料理人らを迎え「発酵」に関する座談会を開く(同4,000円)。現在ホームページで予約を受け付けている。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨天決行。