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サンロッカーズ渋谷、ホーム開幕戦 長谷部健区長も激励

ドライブからのレイアップでチームをけん引したベンドラメ礼生選手(写真右)

ドライブからのレイアップでチームをけん引したベンドラメ礼生選手(写真右)

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 サンロッカーズ渋谷(以下SR渋谷)が10月7日、青山学院記念館(渋谷区渋谷4)でホーム開幕戦を迎えた。

応援に駆け付けた長谷部健区長

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 9月29日に開幕したBリーグ2017‐18シーズン。SR渋谷のホームアリーナとなる同所の初戦には、三遠ネオフェニックス(以下三遠)を迎えた。来場者数は2502人。

 オープニングセレモニーには、長谷部健渋谷区長と丸山高司渋谷区議会議長が出席。長谷部区長は「Bリーグ2回目のホーム開幕を渋谷で迎えられたことをうれしく思う。ホームなので、熱い声援で(選手たちの)背中を押してほしい。盛り上がっていきましょう」とあいさつした。

 フォワードの広瀬健太選手とブランデン・ドーソン選手を欠く中、奮起したのはチーム最年少のベンドラメ礼生選手。昨シーズンと異なりシューティングガードドとして起用される場面が多いため、「シュートは積極的に打っていかないといけない」と果敢に相手ゴールに迫った。前半はゴールに嫌われたが、「強気で」攻めた続け、第3クオーター(Q)にはドライブ(ドリブルでディフェンスを抜くプレー)からのレイアップなど4本のシュートに加え、バスケットカウント(得点プラスフリースロー)で11得点を挙げる活躍を見せた。

 スローペースとなったゲームは、ティップオフ後、伊藤駿(たかし)選手のジャンプショットでSR渋谷が先制。第2クオーター(Q)には菊池真人選手が連続で3ポイント(P)シュートを決め、チームを盛り上げる。両チーム得点の取り合いとなった第3Q、SR渋谷はベンドラメ選手とロバート・サクレ選手を中心に得点を重ねた。5点リードで迎えた採取Qだったが、三遠が28得点を上げる猛攻を見せ66対72で敗れた。

 勝久ジェフリーヘッドコーチ(HC)は「ホーム開幕戦を勝利で飾れず悔しい」と厳しい表情を浮かべ、「後半だけで49点を取られたのは我々がやりたいバスケではない。ディフェンスを修正しないといけない」と話した。ベンドラメ選手は「ホーム開幕初戦勝ちたかったし、ファンの方たちに新しいサンロッカーズをしっかり見せたかった」と悔しさをにじませた。

 長谷川智也選手は初のホームアリーナに「青学で試合するのは大学1年の時以来だったので、すごく新鮮。黄色い人たちがたくさんいて、こんなにいっぱい来てくれるんだと(思った)」と笑顔を見せた。伊藤選手は「会場の外などに自分達の写真が飾ってあって、(昨シーズンと)変わっていた。ファンの方々は昨年同様盛り上げてくれて、やっていて気持ち良かった」と久しぶりのホームアリーナを実感したようで、「明日何としてもホームで1勝して、ファンの皆さんと勝利を分かち合いたい」と意気込んだ。

 両チームは10月8日も同所で試合を行う。。

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