セルリアンタワー東急ホテル(渋谷区桜丘町)と渋谷エクセルホテル東急(道玄坂1)が10月1日から、無料貸し出しスマートフォンサービス「handy」を導入する。
香港発の「handy」は主に外国人旅行客向けのサービスで、国内と海外6カ国・地域への通話、インターネット(LTE)通信が、それぞれ無制限で利用できるスマートフォンを貸し出すもの。世界17カ国のホテルで導入され、日本では7月にサービスを開始した。
両ホテル共に宿泊客の約6割が外国人旅行客であることから導入を決めた。内蔵地図アプリなどで観光サポートをするほか、宿泊客は滞在中、好きなアプリをダウンロードできる。ホテル側は館内情報をプッシュメッセージで発信でき、地震など災害時にも緊急情報をプッシュメッセージで通知する予定。31カ国語に対応しホテル外への持ち出しも可能で、チェックアウト後に通話履歴やインターネットアクセスなどの利用データを消去する。
両ホテル共に同日から順次、全客室(セルリアンタワー東急ホテル=411室、渋谷エクセルホテル東急=408室)に1台ずつ設置していく。利用無料。