渋谷区とナイキ ジャパングループ(品川区)が9月28日、「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定(通称S-SAP、エス・サップ)」を締結した。
区が昨年4月から推進している同協定は、民間企業や大学などの持つ技術やノウハウを活用しながら、協働で地域社会の課題解決を図るもので、これまでに伊藤園、ボッシュ、シダックスなどの企業10社、青山学院大学など4校と同協定を結んでいる。
2009年、表参道沿いにオープンした大型店をはじめ、期間限定ショップの出店など区内から情報発信を積極的に行っている同社では、協定を通じて今後、スポーツや身体を動かすことを地域活動に取り入れる仕組みづくりなどに取り組んでいく方針という。
協定内容は、スポーツやフィットネス、身体活動、運動、健康増進、若者文化の表現と活動の促進、地域コミュニティーの活性化や観光・文化的な活動の促進など6項目に関する支援となっている。