アルバルク東京(A東京)が9月2日、Bリーグ「関東アーリーアップ2017」で川崎ブレイブサンダース(川崎)と対戦した。会場は船橋アリーナ(千葉県船橋市)。
Bリーグの公式戦として、関東圏に拠点を置く6チームが参加しトーナメントで争う同大会。A東京は今月1日の初戦でサンロッカーズ渋谷に勝利し、川崎との準決勝に進んだ。
終始劣勢を強いられながら決勝打を決めたのはA東京のザック・バランスキー選手。残り9秒でパスを受けると1対1でディフェンスとのスペースを作り、残り5秒で放った0度からのジャンプシュートがゴールへと吸い込まれると、場内は大歓声に包まれ、選手たちも体をぶつけあって喜びを表現。バランスキー選手は「常に準備している。いつも打てば入るという気持ちでやっているので思い切り打った」と振り返った。
この日は筑波大学在学中ながら入団した馬場雄大選手がプロデビューを飾った。盛大な拍手と歓声に迎えられ第1クオーター(Q)途中で交代出場すると、あいさつ代わりのダンクシュートを決める。チーム練習にあまり参加できていないため、ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチから「コンビネーションが無くてもできることをやってこいと言われた」という通り、積極的にリバウンドに飛び込む姿やハードなディフェンスを見せた。
A東京は9月3日、千葉ジェッツふなばしと決勝を戦う。