仏発精肉店・レストラン「HUGO DESNOYER(ユーゴ・デノワイエ)恵比寿店」(渋谷区恵比寿南3)が今秋の再オープンを目指して動き始めた。経営は飲食事業や資産管理事業を手掛けるトライピークス(同)。
ユーゴ・デノワイエさんが仏パリで2店舗を展開する同店、ジョエル・ロブションやアラン・デュカスなど、著名なレストランへも肉を卸していることでも知られる。2015年に仏国外初の店舗として恵比寿に出店したが、本国の「グローバル戦略の見直し」により今年5月に閉店していた。
店舗はこれまでと同じ場所。精肉やシャルキュトリーを販売するほか、テラス席を併設する1階とメインダイニングの2階で構成。「カジュアルな雰囲気」に仕上げる店内は、木目の椅子を牛皮でリメークしたダイニングチェアやテーブルを配置する。
フランス料理を提供するメインダイニングでは、仏産リムーザン牛のステーキや、自然放牧を基本に牧草や飼料に化学肥料を使っていないという熊本・産山村のあか牛、茨城県・塚原牧場の梅山豚の食べ比ベなども用意する予定。
再オープンに先駆け8月21日、クラウドファンディングサイト「Kibidango」で資金調達を始めた。目標金額は100万円。支援者への特典は、支援額5,000円=希少肉を味わうランチペアチケットから同50万円=食事券1万円分60枚とワイン1年間半額サービスまで11段階を用意する。9月28日まで。