米ヒップホップグループ「BLACK EYED PEAS(ブラック・アイド・ピーズ、以下BEP)」が8月19日、タワーレコード渋谷店(渋谷区神南1)でミート&グリートイベントを行った。
今月19日・20日に千葉と大阪で開催されているロックフェスティバル「サマーソニック(サマソニ)2017」に出演するため来日したBEP。メンバーのwill.i.am(ウィル・アイ・アム、以下ウィル)さんが昨年立ち上げたオーディオブランド「i am+」のBluetooth搭載イヤホン「BUTTONS」(2万4,700円)のPRイベントも兼ねていたため、当初はウィルさんのみが出席する予定だったが、急きょメンバー全員が登場するサプライズに、集まったファンたちからは喜びの声が上がった。
ウィルさんは昨年、Taboo(タブー)さんとApl.de.ap(アップル・ディ・アップ、以下アップル)さんは2年前に打ち合わせなどで来日していたというが、ライブ公演を行うのは8年ぶり、サマソニに出演するのは10年ぶりとなる。この日の夕方にBEPが出演する同フェスに行く予定のファンも多く来場しており、ウィルさんは「マジデ、ホントウニ!?」と日本語で驚きを表現し、「とても興奮している。待ち切れない」と話した。
「BUTTONS」については、「一番良いイヤホンだよ」とアピールし、日本語で「ホントウニ、マジデ」と強調すると場内からは笑い声が上がった。タブーさんは「もし持っていなかったら、チェックして。本当に新しいイヤホンだよ」とも。
続けて、前回来日時(2011年)に渋谷などで「Just Can't Get Enough」のミュージックビデオを撮影したことに触れつつ「イベントに参加してくれてありがとう」と何度も感謝の言葉を口にした。1999年の初来日以来何度も来日しているBEP。アップルさんは「戻ってくるたび、いつも家のように感じている。(日本は)2番目の故郷だと思っているし、カルチャーやファッション、音楽を愛する人たちも好き」と話した。
イベントでは同商品購入客を対象に、サインや写真撮影にも対応。過去のレコードを持参したり、グッズのTシャツを着たりしたファンの姿にうれしそうな笑顔を見せたほか、「ありがとう」と日本語で話したり、ウィルさんは自身の名前を片仮名で書いたり、自身の顔を描いたりしてファンを喜ばせた。
イベントは予定より約25分遅れで始まったが、3人は約1時間の交流を楽しんだ。