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渋谷センター街にVRカフェ「ワープゾーン」 仲間と楽しむVR提案

店内のイメージ

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 渋谷センター街に9月1日、VR(仮想現実)カフェ「Warp Zone(ワープゾーン)」(渋谷区宇田川町)がオープンする。学生時代に知り合ったという小倉俊彦さんと後上亮さんが同店を開くために立ち上げたAbstract Edge(神南1)が経営する。

店内カウンター付近7

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 小倉さんは不動産会社、後上さんは専門商社で働いていたが、小倉さんは会社を辞めた後に行ったアメリカでVRの未来に魅力を感じ、後上さんは昨年、お台場で開かれていた限定イベント「VR ZONE」で高層ビルの屋上に架けられた木の板の上を歩くVRゲームに触発されたことから2人で開業を決意した。「(VRは)もちろん1人でも楽しめるが、複数人でお酒を飲みながらワイワイと体験するのも楽しい。VRをしている人の姿を見て、みんなで盛り上がることもできる。(VRを)コミュニケーションツールとして提案したい」という。

 6月下旬から7月にかけてはクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で資金を募り、35人から71万9,000円を集めた。資金は店の運転資金に充てるほか、VRやAR(拡張現実)関連の最新機器も積極的に購入していくという。

 店舗面積は18.5坪で、席数は8人分のテーブル席とカウンター9席。モニターとヘッドマウントディスプレーを備え、グーグルアースのVR版で、鳥瞰(ちょうかん)視点で空を飛び回ることができる「Google Earth VR」、VR空間内に立体お絵描きできるイラストツール「Tilt Brush」、VR空間内でドローンを動かすシューティングゲームなど8種類のミニゲームから成る「The Lab」、音楽のリズムに合わせて近づいてくる物体を盾でキャッチする音ゲー「Audioshield」などのコンテンツをの導入を予定する。

 ドリンクはビール、ハイボール、チューハイ、日本酒、ソフトドリンクなどを予定。料金は、カウンター=2,000円(ワンドリンク込み)、テーブル=3,000円(ワンドリンク込み、2時間)。フードの持ち込みは可能で、店内禁煙。外国人観光客の利用も想定し、英語に対応できるスタッフも配置する。パーティーなどの貸し切り利用にも積極的に対応していく。

 営業時間は14時~24時(週末は翌3時まで。以上、予定)。

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