渋谷ロフト（渋谷区宇田川町）1階のイベントスペース「間坂ステージ」で8月9日、老舗レッグ・インナーウエアメーカー福助（神宮前6）の夏祭りイベントが始まった。

そえぶみ箋や足袋ソックスなどを販売する

　新たな企業理念を制定したことを機に、「コト提案」に注力する「新しい福助」の発信を図りプロモーションを行っている同社。盆を含む夏休み期間に合わせて開く同イベントは、若者などへのアプローチを図り渋谷で展開する。

　ちょうちんを飾るなどした場内には、射的や輪投げ、スマートボールの縁日を用意。場内で何かしら写真を撮ると遊ぶことができ、景品として駄菓子を進呈する。期間中は連日、着ぐるみ「福助」も来場。来店客との写真撮影などに応じるほか、1952（昭和27）年にラジオCMソングとして制作された「どなたになにを」に合わせて踊るダンスも披露する。

　場内では、過去に使っていた広告のデザイン柄のマスキングテープ（432円～）、クマ型ブロックタイプフィギュア「BE@RBRICK（ベアブリック）」とコラボレーションした「お多福」（1,620円）、美濃和紙のそえぶみ箋（324円）などの雑貨に加えて、足袋に使われている生地「杉綾（すぎあや）織り（ヘリボーン）」で作るバッグ（3,996円）、足袋ソックス（540円）を先行販売する。

　営業時間は10時～21時。今月16日まで。