表参道・隠田エリアに8月10日、台湾発ティースタンド「THE ALLEY LUJIOXIANG(ジ・アレイ ルージャオシャン)」の旗艦店「THE ALLEY LUJIOXIANG表参道店」(渋谷区神宮前6、TEL 03-6712-5185)がオープンする。経営はポトマック(神戸市中央区)。
2012年に台湾でオープンし、台湾全土を中心にマレーシアやカナダなど40店舗ほどを展開している同ブランド。英語の「ALLEY」と中国語の「鹿角巷(ルージャオシャン)」は共に「路地」を表す言葉。同ブランドを展開している有楽創意設計有限公司とポトマック両社の社長が台湾で出会い意気投合。パートナーシップを締結し国内展開に至った。
同社が運営する「サナギ新宿」(新宿区)で今年7月にフードトラックで営業を始め、初の固定店舗となる表参道店は旗艦店に位置付ける。国内展開をするに当たり、東京からの発信を考える中で、台湾茶専門店「ゴンチャ」や台湾発かき氷「アイスモンスター」の日本1号店が出店するなど、「台湾発フード」が多く出店していることから、表参道・原宿を旗艦店の出店地に選んだ。
店舗面積は約48平方メートル。席数は22席。黒色を基調にしたカフェスタイルの店内は、ファサードを開閉式にしてオープンな空間を演出するほか、壁面にはロゴにも採用している鹿のイラストを掲出するほか、全店舗共通となっている鹿の頭のオブジェも飾る。
茶葉は、アッサム茶がベースのオリジナルブレンド「ロイヤルNo.9」、鉄観音など台湾の店舗と同じ4種類を使うが、日本人向けに甘さは7割程度に控えているという。メニューはストレートティー(M・500ミリリットル=378円、L・700ミリリットル=486円)をはじめ、チョコチップをトッピングして盆栽に見立てたアッサムミルクティー(同648円、同756円)などの店で手作りするタピオカ「ディリオカ」入りミルクティーシリーズ、リンゴ酢やブドウジュース、青い色が特徴の蝶豆花茶(バタフライピー)でグラデーションカラーに仕上げるドリンク「オーロラ」(M702円)など見た目が「フォトジェニック」なオーロラドリンクシリーズなどを用意する。客単価は600円程度を見込む。
ポトマックのクリエイツプロモーション蔦澤勝美さんは「より多くの方にドリンクを通して幸せを伝えていきたい。皆さんの生活に寄り添うブランドになれば」と意欲を見せる。
営業時間は10時~22時。