東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線渋谷駅に直結するビル地下(3番出入り口近く)の「ドール バナナ自動販売機」で8月7日、キッチングッズ「冷凍用 バナナスライサー」の販売が始まった。
ドール(千代田区)が同日の「バナナの日」に合わせて発売した同商品。総務省の「家計調査結果」によると、1世帯当たりのバナナの支出金額は5月をピークに下降傾向となっている。バナナの需要喚起を図るとともに、熟成が進みやすく傷みやすい夏季に冷凍して長期保存できるように考案。同社初の商品で昨年末ごろから開発を進めていた。
容器は、バナナのように全体を黄色のカラーリングで仕上げた。サイズは「大き目のバナナにも対応する」全長22センチ×奥行き7センチ×高さ4センチで、洗って繰り返し使えるシリコーンゴム製。容器の中には波型のスライサー8個が付いている。
皮をむいたバナナを容器の上にのせ、バナナを押し込みながらふたをするとスライサーの形に合わせてバナナがカットされる。そのまま冷凍庫に入れることで凍ったスライスバナナが出来上がる。食べる際は、冷凍庫から取り出した容器を何度かひねり、本体部分をもみ、底面を押してバナナを取り出す。断面が波型のスライスバナナは「インスタ映え」するほか、パフェなどにトッピングするとヨーグルトやソースが絡みやすくなるという。
価格は「バナナ」に掛けて1個870円。100個限定で月曜と木曜の10時ごろに搬入予定。