渋谷・Bunkamura「ル・シネマ」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3477-9264)で7月15日から、ドキュメンタリー映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」公開が始まった。
バレエダンサー、セルゲイ・ポルーニンさんの幼少期やバレエ団所属時の公演映像、プライベート映像、ポルーニンさん本人や家族、友人たちのインタビューを通じて、ポルーニンさんの素顔に迫る同作。
ポルーニンさんは1989年ウクライナ出身。幼少からバレエを学びキエフ国立バレエ学校に入学後、2003年に13歳でルドルフ・ヌレエフ財団の後援を受け英国ロイヤル・バレエスクールに入学。19歳の時に、最年少プリンシパルとなるも、2年後に退団。2015年にはアイルランドのシンガー・ソングライターHozier(ホージア)さんの楽曲「Take Me to Church」のミュージックビデオに出演。今年3月には自身が発足したダンサーを支援する組織「プロジェクト・ポルーニン」のプロデュース公演を上演。ジョニー・デップさん主演で今秋公開予定の映画「オリエント急行殺人事件」に出演している。
同作の劇中には、「Take Me to Church」も収められている。「血の絆:サリー・マン」でアカデミー賞短編ドキュメンタリー部門にノミネートされたスティーヴン・カンター監督がメガホンを取った。
同作公開に合わせて、渋谷・スペイン坂の「GALLERY X BY PARCO」(宇田川町)ではバービー山口さんが撮ったポルーニンさんの写真展を開くほか、バレエ用品店「チャコット渋谷本店」(神南1)では劇中の写真展示、Bunkamura内のカフェレストラン「ドゥ マゴ パリ」とロビーラウンジではオリジナルメニューを提供する。