渋谷モディ(渋谷区神南1)地下1階に6月24日、VR(バーチャルリアリティー)アトラクションが体験できる「SHIBUYA VR LAND(以下VRランド)」がオープンした。経営はハウステンボス(長崎県佐世保市)。
長崎「ハウステンボス」内のVRコンテンツエリア「VRの館」で「人気」のコンテンツを大都市で展開することで、認知度向上・集客アップを図る取り組みの一環。同社はVRランドで東京初進出となる。
同社によると、「VRの館」は若年層に人気が高いことから、「若者の街」として知られる渋谷へ出店したという。年間7万人の来店、1億5000万円の売り上げを目指す。店舗面積は30坪。場所は「H.I.S.渋谷本店」に隣接する「猿田彦珈琲(コーヒー)」跡。
同店では、「VRの館」で展開しているコンテンツの中から5種類を導入。VR映像と劇場用の4Dシート「MX4D」で地球から宇宙まで飛んでいく体験ができるライドアトラクション「ウルトラ逆バンジー」(8席、体験時間は約34分)、敵を倒すシューティングゲーム「BLAST×BRAST」(6席、同)、流れてくるノーツに合わせて両手に持つコントローラーを操作するリズムアトラクション「エアトーン」(4ブース、同約8分)を用意する。
「VR心霊百物語」(4席、同約8分)は廃病院を舞台にしたホラーコンテンツで、「壁ドン」を体験できる「恋愛シミュレーション」(4ブース、同約1分30秒)は執事など男性3バージョン、先輩の女子高生の女性1バージョンから選べるようにした。コンテンツは利用客の反響を見て入れ替えを行う予定という。
営業時間は11時~21時。利用料は60分2,200円。混雑状況を見て整理券の配布や予約の導入も検討する。