恵比寿ガーデンプレイス内「サッポロ広場」リニューアル 小学生が植栽も

100種類以上の植物を植えた「サッポロ広場」。奥の建物がサッポログループ本社

100種類以上の植物を植えた「サッポロ広場」。奥の建物がサッポログループ本社

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 恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)内サッポログループ本社棟前の「サッポロ広場」が6月、リニューアルした。

「フジバカマ」の苗を植える加計塚小学校の児童たち

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 2014年の開業20周年以降、同施設で進むリニューアルプロジェクトの一環。広場はこれまで、石垣に囲まれた芝生を擁していたが、2月末~4月末にかけて石垣を取り壊し、芝生を拡大するとともに誰でも通行できる庭園を整備した。

 広さは約2300平方メートル(うち芝生は600平方メートル)で、枕木を使った歩道を作り、土にはビール製造に使われた麦芽かす(モルトフィード)を発酵させた肥料を使うなどしている。それぞれの季節に合わせて花を咲かせる植物100種類以上を植え、今の季節はミソハギ、ハクチョウソウ(ガウラ)、カワラナデシコ、ホタルブクロなどが見られる。

 そのほか、カキやクリ、ドングリなど実のなる木、薬剤などにも使われる有用植物、パイナップルセージ、ラベンダー、タイムなどのハーブ、チョウやハチなどの「昆虫が集まりやすい」植物のほか、サッポログループのポッカサッポロフード&ビバレッジのコア事業であるレモンを「身近に親しんでもらいたい」という思いから、レモンの木10本も植栽した。

 「集う、憩う、つながる」場所作りを目指す同広場では、イベントも開く。その一環として、今月14日には、区立加計塚小学校の校外学習として、2年生の児童43人がフジバカマの苗(約100株)とキンカン(1株)を植樹した。

 芝生エリアは育成のため入れないようにしているが、月に1~2回程度、来街者に開放するイベントを企画していく予定。

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