国連大学(渋谷区神宮前5)中庭で開かれる「青山ファーマーズマーケット」内で6月10日・11日、ワインのイベント「ONE LOVE,WINE LOVE」が初開催される。主催は渋谷青山通り商店会ほか。
「各地の作り手が紡ぐ風土」が生まれた背景などを知るきっかけになることを目指し開催する同イベント。日本のワイン生産者、国外のワインを輸入する小規模インポーター約25店舗を集積し、ワインの飲み比べを提供するとともに、ボトル販売をする。
出店するのは、知的障がい者支援施設「こころみ学園」のワイン醸造所「ココ・ファーム・ワイナリー」(栃木県)、土づくりから始めたブドウを栽培する「タケダワイナリー」(山形県)、レストランを併設するワイナリー「清澄白河フジマル醸造所」(江東区)、自社農場産ワイン専用ブドウ100%のワインを造る「小布施ワイナリー」(長野県)、ニューワールド産ワインを輸入するコロニアルトレード、欧州ワインの輸入する相模屋本店などで約150種類のワインがそろうという。会場では、ワイン飲み比べチケット(5枚つづり、2,000円)も用意する。
そのほか、ビーントゥーバーチョコレート専門店「Minimal」(富ヶ谷2)、ナッツ専門店「Groovy Nuts」(目黒区)、タコスのフードトラック「good hood food」、オムレツ専門店「東京オムレツ」、フレンチ「Calie(キャリエ)」(渋谷2)などのフードブースも軒を連ねる。
場内ではジャズやインストゥルメンタルバンドが音楽を演奏するほか、10日には、山梨のワイナリー「BEAU PAYSAGE(ボーペイサージュ)」の岡本英史さんと、西麻布のフレンチ「L’Effervescence(レフェルヴェソンス)」のエグゼクティブ・シェフ生江史伸(なまえ・しのぶ)さんのトークショーを開く。参加料は2,000円。定員は100人。現在ホームページ上から参加を受け付けている。
開催時間は10時~16時。入場無料。