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東急東横店で「肉グルメ博」 23店がユッケ・カンガルー・熟成・ラムなど多彩に

オープン直後から来場客でにぎわった場内

オープン直後から来場客でにぎわった場内

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 東急東横店(渋谷区渋谷2)西館8階で5月2日、「~<生>地ビールでがっつり~第3回肉グルメ博」が始まった。

さまざまな肉の料理がそろう

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 ゴールデンウイークに合わせた企画として2015年から開催している同イベント。百貨店の既存顧客より若い30~40代が中心に来場しているといい、昨年は延べ約4万人が来場したという。今年も「肉マイスター」として活動する田辺晋太郎さんプロデュースの下、肉料理を提供する23店舗を集めた。

 出店店舗とメニュー例は以下の通り。個室焼き肉店「西麻布 けんしろう」(港区)=山口の高森和牛を低温調理し、桜チップの香りをまとわせる「けんしろう焼き」(約100グラム、2,160円)、ダイニング「霞町三 〇一ノ一(さんまるいちのいち)」(港区)=炙(あぶ)った神戸牛の握りずし(5貫2,160円)、デリカテッセン「旬熟成」(港区)=100日熟成させた黒毛和牛を低温で焼きうにを添えるステーキ(3,601円、1日20食限定)など。和食・魚介料理の居酒屋「和酒飯くり家」(横浜市)は、山口・長州鶏のもも肉を揚げ、ウドや三つ葉などを加えたタルタルソースとユズの甘酢をかけるチキン南蛮(約150グラム、1,188円)を提供する。

 そのほか、黒毛和牛のユッケ(1,281円)を提供する肉の卸会社が手掛けるレストラン「焼肉鍋問屋 志方」(目黒区)、エゾジカのロースト(3,024円)を提供する住所非公開・紹介制レストラン「ELEZO HOUSE」、自家製のソーセージや・ケチャップ・マスタードを使う長さ約25センチのホットドッグ(1,681円)を提供する「スーパーホットドッグ」などが初出店。ベーカリー「365日」(富ヶ谷1)と完全予約制の赤身肉店「肉山」(武蔵野市)のコラボ店では、牛ひれのカツサンド(1,501円)などを販売。昨年オープンした焼き肉店「お肉屋けいすけ三男坊」(広尾5)は、普段はコースのみで提供している牛タンやデミグラスソースなどのコロッケ(3個1,296円)を用意した。

 今回は、オーストラリア料理店「アロッサ渋谷」(松濤1)=「カンガルーランプのロースト」(1,801円、提供日=2日~4日)や、沖縄・石垣島「きたうち牧場」直営のステーキレストラン「Steak Tominaga」=ハンバーグステーキ(1,501円、同9日)などステーキメニューを日替わりで用意。昨年初登場した日替わり肉弁当は、焼き肉店「SATOブリアン」(杉並区)の「ブリ弁」(5,001円、同5日・6日)、黒毛和牛雌牛専門店「焼肉銀座コバウ」(中央区)の焼き肉弁当(2,801円、同7日)などをそろえる。

 地ビールは、場内にはサンクトガーレンやファーイーストブルーイング、米エールスミスなど5社が出店。瓶・ボトルビール44種類やその場で注ぐ生ビール20種類を500円~用意する。

 3回目を迎える今回を「集大成」と位置付ける田辺さんは、「クオリティーの高さを追求するコンセプトに立ち返り、後がないというくらいの覚悟を持っている。質の違いを感じていただけるのでは」と自信をうかがわせる。「会場の全店舗で1つのチーム」であることからさまざまな肉をそろえた中で、「生食(ユッケ)が許可されたのは、食文化をつなぐ意味でも重要」と言い、「1度では食べきれないと思うので、何度も来てみんなでシェアして楽しんでいただきたい」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~21時(最終日は18時まで)。入場無料。今月9日まで。

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