神宮前交差点近く・明治通り沿いに3月10日、「アディダス ブランドコアストア原宿」(渋谷区神宮前4、TEL 03-5413-6633)がオープンした。経営はアディダス ジャパン(港区)。
同社初の試みとなる「シティーランニング」にフォーカスする同店。アディダスグループが定める「キーシティー」6都市の1カ所である東京の中で、「ランナーが多い」ことや「街からいンスピレーションを得られる」ことなどから同所への出店を決めた。コアターゲットは20~30代の「トレンドに敏感な」男女。
場所は、昨年末に閉店したシンガポール発「チャールズ&キース原宿本店」跡。店舗面積は288平方メートル。NY店に次ぐ世界2店舗目となる「STADIUM」をコンセプトにする店舗は、店内をスタジアムのバックヤードに見立てる。コンクリートむき出しの壁面やロッカールームを模したフィッティングルームなどが特徴で、サイネージでは店舗周辺のオリジナルランニングマップも紹介する。
同店を象徴するのが、ケージに囲まれた店舗中央でフットウエアを集積するエリア。同所に設置するシューズの詳細を閲覧できるタッチパネル「シュー・バー」は、日本語や英語、韓国などのほかポーランド語やドイツ語など計8カ国語に対応する国内初のグローバルバージョンとなる。
取り扱う商品カテゴリーは、ランニング・トレーニング・アスレチクス・アウトドアで、オープン時にはフットウエア(90アイテム)、アパレル(210アイテム)、アクセサリー(50アイテム)を展開。オープン記念として、「TOKYO EDITION」シリーズ第2弾となる同店限定モデルのフットウエアを数量限定発売するほか、今月25日からは靴ひもやアウトソールなどをカスタマイズできるランニングシューズ「UltraBOOST(マイウルトラブースト)」の受注も行う。
店内では個々に合ったシューズ選びをサポートする解析ツール「RUN GENIE」などのサービスも展開し、毎週日曜朝には同店を拠点にランニングコミュニティー「adidas Runners of Tokyo」の活動を行う。
営業時間は11時~20時。