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アルバルク東京、栃木に大勝 16点差でリベンジ、竹内兄弟マッチアップも

マッチアップする場面も見られた竹内譲次選手(写真右)と公輔選手兄弟

マッチアップする場面も見られた竹内譲次選手(写真右)と公輔選手兄弟

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 国立代々木体育館第二体育館(渋谷区神南2)で3月6日、男子プロバスケ「Bリーグ」のアルバルク東京(A東京)とリンク栃木ブレックス(栃木)の試合が行われた。

後半を中心に好プレーを見せたトレイン・プレイステッド選手

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 昨日に続きB1東地区首位攻防戦となったこの日。平日にもかかわらず3087人が来場した。

 昨日同様、序盤から激しい攻防となった第1クオーター(Q)は、積極的にゴールにアタックしたディアンテ・ギャレット選手が3ポイント(P)2本を含む14点を挙げてチームを引っ張る。第2Q立ち上がりは栃木に連続得点を許し8点差をつけられるも、竹内譲次選手の連続3Pなどで点差を詰め、残り17秒にオフェンスリバウンドから得点を決めたザック・バランスキー選手のシュートで、41対41の同点で後半に突入。

 ハーフタイム明けに勢いをつかんだのはA東京。竹内選手の3Pや田中大貴選手のドライブ(ドリブルでディフェンスを抜くプレー)からのレイアップなどで一気に9点差をつけ、約4分半栃木に得点を許さないアグレッシブなディフェンスを見せる。15点のリードを奪って迎えた最終Qは点の取り合いとなるも、A東京は正中岳城(しょうなか・たけき)選手、バランスキー選手、ギャレット選手の連続3Pで加点。中盤栃木の猛追を受けるも、リードを守り切り89対73で勝利を収めた。

 今節でホームアリーナデビューとなったトレイン・プレイステッド選手は、3Qにはダンクを含む9得点を挙げ、リバウンドを4本取るなど好プレーも見られた。「常にハードにプレーすることを心掛けていた。結果はおのずとついてくるもの」と振り返る。今週は中3日で次の試合を控えるハードなスケジュール。「体を休める時間も必要だが、チームがステップアップすることを考えるだけ。次の大阪戦は2勝したい」と意欲を見せた。

 竹内選手の双子の兄・竹内公輔選手が在籍している栃木。この日は譲次選手と公輔選手のマッチアップも見られた。譲次選手は「兄弟だからという気持ちはあまりない」としつつ、「タレントのそろっているチームで役割を徹底している仕事人。泥臭いこともする姿は自分も見習っていきたい」と敬意を表した。

 今節は、ファン投票で選ばれたギャレット選手デザインの限定ユニホームで試合に臨んだA東京。自身もデザイン案を出した田中選手は「自分のは(パソコンでデザインしたイメージとは違い)実物を見たらあんまり格好良くなかったので、今回はあのデザインで良かった」と笑い、「また着てやっても面白いのでは」と話した。譲次選手は「お客さんにはアクセントを付けることができたのでは。赤(A東京)と黄(栃木)のTシャツでそろえていて視覚的にも面白かったし、互いの応援が盛り上がってくれてやっている方も楽しかった」とも。

 A東京・伊藤拓摩ヘッドコーチは「昨日より成長していたとはっきり言える試合だった。今からチームとして成熟していくという気持ちが見えた」と評価した。

 A東京は31勝10敗で順位は変わらず東地区2位。次回ホーム戦は今月10日・11日の大阪エヴェッサ戦。観戦料は、スタンド自由席=大人3,000円ほか。「ウルトラマンオーブ」2作品とのコラボレーションする同節では、会場にウルトラマンオーブらの登場も予定する。

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