渋谷・青山通り沿いに、ハワイアンカフェ「Hawaiian Cafe & Bar Tee-Tee」(渋谷区渋谷2、TEL 03-6419-7977)がオープンして2カ月がたった。経営はアプリ開発などを手掛ける「ロス・タイム」(目黒区)。
同社社長が「ハワイ好き」だったことから、2015年に新規事業として二子玉川に出店した同店。出店場所が路地のため、大通り沿いで大学も近い、より好立地の同所に移転した。コンセプトは「リアルタイムなハワイを感じられる」店。
場所は、ライスサンド店「F・R・Sand」跡。店舗面積は14.85坪で、席数はテーブル席を中心に25席を用意。パステルグリーンと白を基調に、ハワイの写真などを装飾する。17時以降はライティングを変更。全体の照明を落とし、スポットでオレンジや青、ピンクなどを点灯する。電源、Wi-Fi完備。ペット連れでも利用できる。
メニューは、試作を重ねたというオランデーズソースや赤玉の卵を使うポーチドエッグなどが特徴で、二子玉川で1万食提供したというエッグベネディクト(1,248円)や、店舗で2日間煮込むオックステールスープに老舗製麺所「浅草開化楼」(台東区)の中太麺を使う「パクチーのオックステールスープラーメン」(1,198円)、ヨーグルトを練り込んだ生地に、スイーツ系メニューにはチョコ細工を飾るパンケーキ(ミニサイズ685円~)など。ランチ(11時~15時)にはドリンク付きのセットを用意する。
同所に移転してから始めたディナー(17時~)限定メニューは、ガーリックじょうゆの枝豆(540円)やマッシュルームとエビの2種類を用意するアヒージョ(648円)などのアペタイザーや、からすみパスタ(2~3人前、3,224円)などをラインアップ。ドリンクはハワイアンコーヒー(648円)やフローズンで提供するピニャコラーダ(ノンアルコール780円、アルコール820円)などをそろえる。客単価は、ランチ=1,000円ほど、ディナー=2,000円ほど。
Tシャツ(1,944円)やカップ&ソーサー(3,024円)などのオリジナル商品を始め、ディスプレーしているハワイアン雑貨も販売している。
移転後は20~30代を中心に来店があり、9割ほどが女性客だという。池田崇宏店長は「ドリンク一杯でも気軽に立ち寄れて、ゆっくりくつろいでいただける店づくりを目指している。本場の味を突き詰めた料理含め、リアルなハワイを体感いただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~23時(土曜・日曜・祝日は19時まで)。季節により営業時間は変わる。