渋谷区は2月15日、コミュニケーションアプリ「LINE」を活用した子育て支援サービスを始めた。
区が昨年8月にLINE(渋谷区渋谷2)と締結した、地域社会的課題を共同で解決していく「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」に基づくもの。「子育て世代へリーチしやすい」インフラとしての同アプリの特徴を生かして子育てに必要な情報を、アプリを通して提供していく。
アカウントIDは「@shibuyacity」で、アカウント名は「渋谷区」。利用者が区のアカウントを「友だち登録」する際に、住んでいる地域や子どもの生年月日などのアンケートに答えることで、回答に合わせた情報を配信するOne to Oneのコミュニケーションを行う。配信する情報は、子どもの予防接種や健診、手当て・助成、保育園などの保育サービスなどで、妊婦・出産・子育てなど利用者それぞれの状況に合わせた内容となる。
区は今後、情報を充実させていくとともに、子育て分野以外にも拡大していく予定。