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表参道にスペイン発「ブボ バルセロナ」1号店 初日には150人が行列

3面ガラス張りの店舗外観

3面ガラス張りの店舗外観

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 表参道に2月4日、スペイン発パティスリー「bubo BARCELONA(ブボ バルセロナ)」の日本1号店「bubo BARCELONA TOKYO」(渋谷区神宮前5、TEL 03-6427-3039)がオープンした。経営は、日本におけるフランチャイズ契約を締結したブボ・ジャパン(道玄坂2)が手掛ける。

テークアウトにもイートインにも対応するケーキ

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 2005年にパティシエのカルレス・マンペルさんが友人2人と共にバルセロナにオープンし、現在はアブダビとドバイにも展開している同店。地元バルセロナで採れる食材とフランス産の原料を使ったチョコレートや、専任のデザイナーが手掛けるパッケージが特徴。

 20~40代の女性をコアターゲットに、「トレンドの発信地」であることや「カフェ文化が根付いている」ことから表参道エリアを出店地に選んだ。店舗面積は2フロア計約50坪。3面ガラス張りの物件で、1階は黒を基調に、ショーケース内の色とりどりのスイーツが映えるようにデザイン。床には、バルセロナのパセオ・デ・グラシア通りの敷石に使われている建築家アントニオ・ガウディがデザインした六角タイルを採用。2階は木目を基調に赤色の椅子でアクセントを加えている。1階はテークアウトとイートインスペースを併設。2階はカフェレストラン。席数は38席を用意する。

 同店では、トマトゼリーとプラリネの2層のガナッシュ「パンコントマテ」、ラズベリーローズなど12種類フレーバーを用意するボンボンショコラ(4個2,160円~)や、4種類を用意するナッツ入りの「チョコフルーツ」シリーズ(100グラム2,592円~)、六角形のタブレット(板チョコ、1,944円)、5種類を用意するマカロン(各324円)などをラインアップ。

 スペインとほぼ同じ素材・レシピで作るケーキは、バニラシロップを染み込ませたスポンジ生地やオリーブオイルケーキ生地、チョコレートムースの「シャビーナ」(864円)、トンカ豆を使ったクリームを中心にした「ナメラカ」(800円)など。キャラメルバナナをユズムースで包む「サハラ」は現在、日本でのみ提供しているという。購入した商品は2階で食べることもできるようにする。春ごろには、営業時間を延長してタパスなどを提供するバル営業も計画している。客単価は、テークアウトで2.000円~3,000円程度、カフェは2,000円弱を見込む。

 曽根邦夫社長は「見た目はビビットで独創的だが、良い素材を使い細かいところに気を使っている。驚きつつ楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。

 初日には8時30分から来店客が並び始め、オープン時には150人ほどが行列を作った。オープン後約2時間は行列が途絶えることなく、ペイストリーは全商品が完売したという。

 営業時間は11時~20時。

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