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銀座線01系車両営業運転終了へ 33年の歴史に幕

アルミを採用した車体の銀座線01系

アルミを採用した車体の銀座線01系

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 渋谷駅~浅草駅を運行する東京メトロ銀座線の01系車両が3月10日、営業運転を終了する。

01系に替わり現在運行している1000系車両

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 01系は1983(昭和58)年に運行を開始し、6両1編成で計228両38編成を製造。車体はアルミを採用した軽量構造で、識別帯はラインカラーのオレンジに黒と白でアクセントを付けている。車内は「明るく落ちついた」暖色系でまとめるなどしている。1985(昭和60)年には鉄道愛好者団体「鉄道友の会」が選定する「ローレル賞」を受賞した。

 同社は2012年から、旧1000形をモチーフにした1000系車両の導入を開始。それに伴い、01系車両は廃車・解体するなどして営業本数を減らしていた。現在運行している最終営業車両は1991年に製造された01-130編成。2月24日までは、熊本の復興を支援することを目的とした「くまモンラッピング電車」として運行している。

 同社の中野車両基地には01-101編成3両を動態保存し、地下鉄博物館には01-129編成の運転台を、構造を見られるように切断した「カットモデル」として展示している。そのほか、2015年には経年の少ない01-136号車と01-636号車の2両を、昨年には01-135号車と01-635号車の2両を、それぞれ熊本電気鉄道に譲渡している。

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