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東急本店近くにスペインバル「バルタ」 パエリア、1時間飲み放題をワンコインで

スペインの国旗が目印の外観

スペインの国旗が目印の外観

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 東急本店近くに、スペインバル「Paella & Tapas Barta(バルタ)渋谷」(渋谷区円山町、TEL 03-3461-2268)がオープンして2カ月がたった。経営はファストピザ店「ナポリス」などを手掛ける遠藤商事・Holdings.(目黒区)。

8種類用意するパエリアや1羽丸ごと焼き上げるローストチキン

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 2013年に1号店となる目黒店をオープンし、今年から多店舗展開を行っている同業態の3店舗目として10月にオープンした同店。店舗面積は10.5坪。席数はスタンディング含めて20席を用意。店頭にはスペインの国旗を掲出し、店内は木目を多用している。スタッフと客や、客同士などがコミュニケーションをとれるように、オープンキッチンにし席を近くするなどしている。

 スペイン・バルセロナにある創業100年以上のバルで修業したスタッフが考案したメニューを、同社独自にカスタマイズした厨房機器で調理工程を簡素化することなどで価格を抑え、「気軽に利用できる」店づくりを図った。

 常時8種類を用意する1人前サイズのパエリア(500円)は、ムール貝やアサリ、エビなど5種類の魚介をのせる「たっぷり魚介」や「ソーセージとキノコ」、「ガーリックステーキ」、「タラとアサリ」などを用意。アリオリソースで味を変えながら食べることもでき、早くて注文から3分程度で提供する。

 そのほか、自社開発の専用オーブンで丸ごと1羽を焼き上げるローストチキン(980円)などの温菜、マッシュルームやホタテ、砂肝などのアヒージョ(480円~)、イベリコ豚のコロッケ「クロケッタ」(280円)などの揚げ物などをそろえる。ドリンクは、「生ビール・ハイボール・カクテル」または「スパークリングワイン」の1時間飲み放題(いずれも500円、価格は全て税別)を用意。料理は一部を除きテークアウトにも対応する。客単価は、ランチ=800円前後、ディナー=2,000円前後。

 オープン後は20代前半の女性を中心に、ビジネスマンや近隣に住んでいる年配の人などが来店しているという。同社バルタ事業部部長の加世慎一さんは「スペイン本場のバルのように、毎日でも来てもらえるような店づくりをしている。気軽に遊びに来ていただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~23時30分(ランチは17時まで、2017年1月2日・3日は12時~)。12月31日・1月1日は休み。

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