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渋谷・スペイン坂に「ギャラリー エックス バイ パルコ」 第1弾は女性作家の祭典

「渋谷のストリート」をテーマにした作品が並ぶ場内

「渋谷のストリート」をテーマにした作品が並ぶ場内

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 渋谷・スペイン坂にオープンした「GALLERY X BY PARCO(ギャラリー エックス バイ パルコ)」(渋谷区宇田川町、TEL 03-6712-7505)で現在、「女子と渋谷の展覧会 fromシブカル祭。」が開催されている。

年賀状用写真を撮影できる若木くるみさんの「年賀場」

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 パルコが12月9日にオープンした新スペース。旗艦店である渋谷パルコを8月から建て替えのためいったん閉店している中、同店近くのスペイン坂にカルチャー発信拠点となる同スペースを出店することで、渋谷パルコ休業中も継続的に情報発信を図る。

 場所は「クロックス渋谷スペイン坂店」跡。店舗面積は約115平方メートル。黒を基調にした空間で、エントランス近くの天井にはパート3で実際に使っていたサインを飾る。音響設備やプロジェクター、DJブースなども備えることで、アート作品の展示のほか、音楽や映像、パフォーマンスなど幅広い分野のカルチャーイベントに対応する。

 第1弾企画となる同展は、渋谷パルコを中心に毎年開催している女性クリエーターの祭典「シブカル祭。」のスピンオフ企画。参加クリエーター7人が、「渋谷のストリート」をテーマに制作した新作を展示する。

 出展作品は、駅ホームや原宿の竹下通りなど、渋谷のさまざまな場所で写真家・オカダキサラさんが撮影した写真や、アーティストUMMMI.(ウミ)さんが酔っぱらった女性を担いで渋谷駅まで歩く様子のドキュメント映像と日々更新されるブログの2部構成作品など。

 若木くるみさんは、渋谷で「自撮り」していた女の子たちから着想を得た、年賀状向けの写真を「自撮り」できるインスタレーション「年賀場」。若木さんに届く年賀状(52円、100枚限定)も販売している。

 12月17日にはクリスマスマーケットを開く。女性クリエーターたちのアートグッズやオリジナルの菓子など、ギフト向けの「小粋なアイテム」をそろえるという。

 開催時間は11時~20時。入場無料。今月25日まで。

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