渋谷区内で活動する非公認キャラ6体の人気投票が11月5日・6日、代々木公園イベント広場で開催された「第39回渋谷区くみんの広場 ふるさと渋谷フェスティバル2016」の会場で行われた。
両日、会場の一画に東京商工会議所渋谷支部が「第1回しぶキャラ会議」と題したブースを出展。「東横ハチ公」「モヤ公」「いぬのキャラクター」「原宿みっころ」「表参道宣伝部長たぬ」「くもっくる」の6体を渋谷の地域活性化に貢献するキャラクター(しぶキャラ)として紹介し、PRに加えて人気投票を実施。
有効投票数は2日間で1567。1位は「原宿みっころ」で、得票数421(得票率26.9%)だった。「原宿みっころ」は明治神宮前交差点近くにある洋菓子店「コロンバン」の屋上にすんでいるミツバチ。明治神宮などの花の蜜を集める傍ら、コロンバンの広報宣伝隊長も務めている。回答者の65%が女性だったことや初日にブースに駆け付け、記念撮影などに応じながらアピールしたことも奏功したようだ。
続く2位は「東横ハチ公」(東急百貨店)で、得票数382(投票率24.4%)。6体の中で最も知名度が高く、幅広い層から支持を集めたという。2日目の得票はトップで追い上げを見せたが、「原宿みっころ」にわずかに及ばなかった。3位は「いぬのキャラクター」(NHKアート)だった。
「モヤ公」(トランス)、「表参道宣伝部長たぬ」(=情報サイト「おもてサンド」のメインキャラ)、「くもっくる」(=シブハナのマスコット)は「ほぼ横並び」だったという。中でも異彩を放っていたのは「モヤ公」で、一部の大人や子どもから「変(へん)」「キモい」などと言われながらも得票数を稼いでいた。
同支部では引き続き、各キャラクターの活躍を応援していくという。