渋谷・文化村通りで10月23日、路上ファッションショー「SHIBUYA RUNWAY」が開かれた。
今月14日から渋谷駅周辺で開催されていた「渋谷ファッションウイーク」の一環。同通りを交通規制し、路上にランウェーを設けて行った。
1部は「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」を手掛ける山縣良和さんと「MIKIO SAKABE(ミキオサカベ)」を手掛ける坂部三樹郎さんがプロデュースする「東京ニューエイジ」のショー。「TAKAHIRO IZU」(デザイナー伊豆尚晃さん)、「KENTETSU DOI」(同・土居賢哲さん)、「FUKIKO OGAWA」(同・小川蕗子さん)など若手10ブランドがショーを行った。
2部の「渋谷スタイル」には、SIBUYA109(渋谷区道玄坂2)やルミネマン渋谷、渋谷モディ(神南1)、渋谷マークシティ(道玄坂1)、西武渋谷店(宇田川町)など、渋谷ファッションウイークに参加する大型商業施設に出店する23ブランド参加。渋谷エリアのショップで働く店員がモデルとしてランウェーを歩いた。
同ショーは、同日開催されていた「渋谷音楽祭」とコラボレーション。「渋谷スタイル」のショーに渋谷ファッションウイークのアンバサダーを務めるモデルや歌手などで活動する西内まりやさんが登場したほか、西内さんは路上の特設ステージで新曲「BELIEVE」などを披露した。
イベント終了後、西内さんは「ファッションと音楽、どちらのイベントにも参加させていただけてうれしかった」と話し、「渋谷の街を見ながらのライブは最高に気持ちが良かったし、普段歩いている渋谷の街がランウェーに変わって、とても不思議な感覚だった。渋谷は日本の中心であり、ファッション(文化)の発祥の地。今後も渋谷は、若い方から大人の方も楽しめる『ファッションの最先端の街』であってほしい」と期待を寄せた。