ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1)2階・フードゾーン「GOOD MEAL MARKET」内に9月30日、ワンハンドで食べられるグルメ店2店舗が同時オープンした。
白を基調にしたテークアウト専門の「onigiri stand Gyu!」
昨年の同エリアオープン以降、男性や親子、30~40代など既存客層とは異なる客層も来店しているという同館。共に1号店の2店舗をオープンさせることで、話題性や新鮮さ、プラスアルファの体験などの提供を図る。
「LAST CHIFFON」(TEL 03-6804-2989)は、シフォンケーキをトースターで焼く「シフォントースト」を提供する店で、大阪でシフォンケーキ店などを展開する寿幸(大阪市西区)の新業態。店舗面積は約13坪で、席数は24席(うちテラス10席)。
シフォンケーキの生地は、プレーンとチョコ、砂糖の代わりにメープルシロップを使うメープルの3種類を用意。プレーンにバターを塗って焼き上げるもの(390円)など、シンプルなスタンドシフォントーストと、生クリームやマンゴー、ベリーなどのソース、オレンジやバナナなどをトッピングするオリジナルシフォントースト(420円または490円)をラインアップ。来店客が好きなトッピングを組み合わせられるメニューの導入も検討しているという。客単価は700円程度を見込む。
おにぎり専門店「onigiri stand Gyu!」(TEL 03-6447-0067)は、おにぎり協会(港区南青山1)が初プロデュースする店舗。「おにぎり×Cafe×Bar=onigiri stand」を提案するとともに、「日本の食文化の発信拠点」としての機能も担う。経営はTokyo Onigiri Labo(南青山1)。店舗面積は約4坪。
メニューは「一汁一菜」をベースにする。一口サイズのおにぎり「onigiri-petit(プチ)」は、米にショウガの甘酢漬けとキンカンの甘煮をのせて西京みそをかける「スイーツキンカン」(300円)、米にパクチーをまとわせてゆでたエビとスライスレモンをトッピングする「エビパクチー」(350円)など8種類を用意。梅やサケなどの具材をはじめ、玄米を使った物も用意する「トラディショナルおにぎり」(150円~300円)は10種類を用意。そのうち1種類は月替わりの「47にぎり」で、毎月異なる都道府県に焦点を当ててその土地の具材を使ったおにぎりとみそ汁を提供する。10月は長野。
ワイン(500円)や日替わりの日本酒(600円)との組み合わせも提案するほか、今後は週末など限定的にキャビアやフォアグラなどを使った「高級にぎり」、ハロウィーンやクリスマスなどのイベントに合わせたおにぎりも販売する予定。客単価は800円程度を見込む。
営業時間は11時~21時。