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ピクスタ、スマホ写真を売買できるアプリ「スナップマート」を子会社化

「スナップマート」のトップページ

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 ピクスタ(渋谷区渋谷3)は8月23日、100%出資子会社としてスナップマートを設立し、オプトインキュベート(千代田区)から「Snapmart(スナップマート)」の事業を譲り受けると発表した。新会社の資本金は2,000万円で、事業買収額は3,000万円。

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 ピクスタが手掛けるストックフォトサービス「PIXTA(ピクスタ)」の素材は主にプロ・アマチュアのカメラマンがデジタル一眼レフカメラなどで撮影したもので、広告制作会社やデザイン制作会社、 出版・印刷会社などが利用している。

 一方、スナップマートは一般ユーザーが主にスマートフォンで撮影し投稿した写真をそろえる。専用アプリをダウンロードすることで、スマホで撮影した写真を出品することができるようになり、その写真を企業などが購入すれば、その販売代金がユーザーの収入になる。ソーシャルメディア広告などの素材を探している企業は、一般ユーザーならではの自然なアングルの写真を簡単に購入することができる。

 背景には、スマホのカメラが高機能化したことやアプリの加工技術が向上したことなどにより、撮影した高画質のスマホ写真をネットに投稿・共有するスタイルが若年層を中心に定着してきたことなどがあるという。

 素材写真の価格は、ユーザーの本人確認無し=100円、本人確認有り=100円~1,000円、人気ユーザーや著名人などの「プレミアム」=100円~2,000円(以上、全て税別)。

 今後、 ピクスタで培ったノウハウ・経験などをスナップマート事業に生かしていくほか、これまでつながりの無かった新たな層のクリエーターやユーザーの獲得を目指すという。

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