複合商業施設「代官山T-SITE」(渋谷区猿楽町)内の多目的スペース「GARDEN GALLERY」に8月5日、「キットカット ショコラトリー ワンダーランド」が期間限定でオープンする。運営はネスレ日本(兵庫県神戸市)。
「キットカット ショコラトリー」は、同社と「ル パティシエ タカギ」のオーナーシェフ高木康政さんと共同開発したチョコレート菓子「キットカット」の専門店で、現在8店舗を展開している。限定出店すする「ワンダーランド」は、チョコレートの消費が減る夏に「新しいキットカットの楽しみを提案」する。
提供するのは、フルーツなどをトッピングした「キットカット」を液体窒素でマイナス196度に瞬間冷凍する「氷点下ショコラトリー」(324円)。ベースとなる「キットカット ショコラトリー サブリム」は、カカオ66%のビター、ホワイト、ビター&パッションフルーツなど5種類から選ぶことができる。
3種類選べるトッピングは、マシュマロやプレッツェル、マンゴー、砂糖ショウガ(ドライ)、ブルーベリー(ドライ)、クルミ、カボチャの種、ミニバラ、ミントなど20種類を用意。ソースはマンゴー+パッションフルーツ、ラズベリーの2種類または無しを選べる。スタッフがその場で液化窒素を使いマイナス196度に冷却して提供する。
店内では、フォトブースやカカオ100%のチョコレートなど産地別チョコレートを食べ比べることができる「Brand Tasting」なども用意。カカオ豆からチョコレートを作る工程を解説した冊子も配布する。
前日の4日に同店で開いたオープン記念イベントには、モデルで女優の三吉彩花さんが参加。「氷点下ショコラトリー」を試食し、「食べた時のサクサク感が増している。(瞬間冷凍することで)味が閉じ込められているので、口の中でとろけて甘味が広がる」と笑顔を見せた。「トッピングを選んで作れるのは、女の子にとって楽しかったりうれしかったりするので、多くの方に広がれば」とも。
高木さんは「マイナス196度は想像できない冷たさだと思う。食べた瞬間だけでも涼しさを感じていただければ。好みに合わせてトッピングができるエンターテインメント性を楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。ネスレ日本チーフ・マーケティング・オフィサーの石橋昌文さんは「キットカットやキットカット ショコラトリーについてより楽しく理解していただくブランド体験をしていただければ」とも。
営業時間は11時~20時(12日・13日は12時~21時、最終日は11時~18時)。今月16日まで。