食べる

表参道に清涼飲料「世界のキッチンから」コンセプトショップ 「食の学び」テーマに

店舗外観

店舗外観

  • 0

  •  

 表参道の商業施設「ソーカルリンク表参道」(渋谷区神宮前4)内のイベントスペース「SO-CAL LINK GALLERY」で7月30日、コンセプトショップ「世界のKitchenから 旅するキッチン」が期間限定オープンする。

提供するローイゲーオや生搾りジュース

[広告]

 キリンビバレッジ(中野区)が2006年から展開する清涼飲料「キリン 世界のKitchenから」の初の体験型コンセプトショップ。世界中に足を運び、各地の家庭で作られている料理の知恵などから商品作りを行っていることから、「学びを進化させたい」「(消費者と)一緒にワクワクしたい、学びたい」という思いで出店する。「共に学び、考える」をコンセプトに、飲食スペースとワークショップスペースの2つのエリアで「食の学び体験」を提供する。

 飲食スペースでは、同商品シリーズの「ソルティライチ」開発のきっかけになったという、果物に自家製シロップをかけて塩で甘さを引き立てるタイのデザート「ローイゲーオ」と、生搾りジュース(以上500円)を提供。ローイゲーオは、「3種のベリー」「リンゴとジンジャー」「スイカとトマト」「桃とローズヒップ」など6種類を用意(前後期でメニューの入れ替え有り)。メロンやブドウ、グレープフルーツなど7種類を用意する生搾りジュースは、「クリスタルフレークソルトレモン」「アドリア海の海水塩」「あっちゃんの紅塩」など10種類の塩を加えて味の変化を試せるようにした。

 8月に開くワークショップは、商品開発に携わる社員たちが実際に疑問に思っている素材、ジャム・ハーブ・塩をテーマにしている。それぞれ講師を招き、ジャム作りや好みの素材を選んでシーズニングソルトを作り、ハーブの基礎の活用方法を学んだりする。参加料は1,500円(土曜・日曜は3,000円)。18歳以上が対象。

 場内一角には、モロッコやメキシコから持ち帰ってきた調理道具や商品開発時に参考にした書籍を展示。「気になる食のキーワード」などをポストイットに書いて貼るコーナーも用意する。

 同社マーケティング本部マーケティング部商品担当主任の図子久美子さんは「自分たちの『おいしい』を作っているような感覚で、開発している私たちが一番楽しんでいる。素材を組み合わせることで生まれる味の変化や面白さを体感していただき、暮らしが豊かになるヒントを見つけてもらえれば」と来店を呼び掛ける。「私たちも一緒に学びたいので、たびたび足を運ぶ」とも。

 営業時間は10時~20時。8月21日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース