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恵比寿にサラダ店「グリーン・ブラザーズ」 主食として提案、ホットにも対応

駒沢通りの新築ビル1階にオープンした店舗外観

駒沢通りの新築ビル1階にオープンした店舗外観

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 恵比寿駅西口・駒沢通り沿いに7月25日、サラダ店「GREEN BROTHERS(グリーン・ブラザーズ) 恵比寿店」(渋谷区恵比寿西1、TEL 03-3461-2541)がオープンした。経営はFTG Company(目黒区)。

ホットなどにも対応する提供するサラダ

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 焼き肉店「大阪焼肉・ホルモン ふたご」を展開する同社の新業態1号店となる同店。健康ブームなどを背景にサラダ専門店が増えると見込み、米NYのサラダ専門店からインスパイアを受けて開発。「肉」をメインとした焼き肉業態と「対照的な」野菜を中心とするサラダ業態を加えることでバランスの取れた食生活の提案を図る。店名は社長と副社長が双子であることに由来している。

 店舗面積は57.12平方メートル。席数は26席。青みがかかったグレーを基調にした店舗は、「リラックスとリフレッシュを同時に感じられる空間」に仕上げた。店内には木目のテーブルやスチールのいすなどを配置。NYの雰囲気を意識し、随所のサインを英語表記にするなどした。オープンキッチンで注文を受けながらサラダを作るスタイルになっている。

 サラダに使う食材は国内産で、野菜や果物は静岡の契約農家から直送。中でもケールは、無農薬で栽培されているほか、同店のために栽培方法を改良して作っているという。ドレッシングに使うオイルは、低温圧搾製法で抽出しているバージンエクストラ大豆油を採用している。

 レギュラーメニューは、ケール・ロメインレタス・エビ・アボカドなどに自家製のシーザードレッシングをかける「ケールシーザー」(1,180円)やベイクド豆腐・ニンジン・マッシュルームなどを使うビーガンにも対応する「トーフベジ」(950円)など「グリーンサラダ」6種と、キヌアや紫キャベツ、ひよこ豆などが入る「チキングリーンボウル」(1,090円)など、ロメインレタスやケールを白菜に変え炒めて提供する「ホットサラダ」にも対応する「グレインサラダ」3種を用意。チーズ類(50円)や肉類(250円)などのトッピングもそろえる。希望者には「チョップド(具材を細かく刻む)」にも対応する。

 加えて、年に4回のシーズナルサラダ、ベースとなる葉物(4種類から2種類)やトッピング(21種類から4種類)、ドレッシング(13種類から1種類)を選べるカスタムサラダ(980円)、クラムチャウダーなど4種類扱うスープ(380円)、オーガニックコーヒー(320円)、クラフトビール(680円、価格は全て税別)などをラインアップする。客単価は1,100円ほどを見込む。

 李純峯(リ・スンボン)副社長は「我慢やネガティブな思いでサラダを食べるのではなく、積極的にサラダを主食にする人を増やしたい。食事の選択肢の一つとしてサラダを加えてもらえれば」と言い、「肉やフルーツのトッピングも用意しているので、サラダボウルの中のフルコースを楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~22時。今後は都内から出店を進め年内に5店舗、2020年までに国内で100店舗展開を目指すという。

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