渋谷・円山町のミニシアター「ユーロスペース」(渋谷区円山町)で7月16日、デヴィッド・ボウイ初主演映画「地球に落ちて来た男」が追悼上映される。
今年1月10日にガンで亡くなったデヴィッド・ボウイは、1947年英ブリクストン生まれ。10代半ばで音楽活動を始め、1964年にディヴィー・ジョーンズ・アンド・ザ・キング・ビーズ名義でシングル・デビューし、1966年に「デヴィッド・ボウイ」に改名。2枚目のアルバム「スペイス・オディテ」(1969年)を筆頭に、架空のキャラクター「ジギー・スターダスト」「シン・ホワイト・デューク」としてヒット作を制作し、69歳の誕生日である今年1月8日にアルバム「★(ブラックスター)」を発売した。
英作家ウォルター・テヴィスの同名SF小説を映画化した同作は、1976年公開。ボウイ演じる危機にひんした星から地球に「落ちてきた」T・J・ニュートンを名乗る宇宙人と、地方大学の教授ブライスの巡り合いとニュートンを襲う過酷な運命を描く。
メガホンを取ったのは英ニコラス・ローグ監督。ミック・ジャガーさん(ローリング・ストーンズ)やアート・ガーファンクルさん(サイモン&ガーファンクル)といったミュージシャンを主演に迎えた作品を製作している。
劇場ではパンフレット(800円)を販売する。