渋谷・円山町のクラブ「WOMB」（渋谷区円山町）で7月17日、日本酒試飲イベント「東京會津（あいづ）祭2016」が開催される。主催は和酒やローカルフード、酒器などを紹介するウェブサイト「富士虎」を運営する同名ユニット。

　国内有数の日本酒の産地として知られる福島。同サイトでは、「酒質の高さ」から会津の酒蔵を多く取材・紹介しており、「自分たちが感じた魅力を伝えたい」思いで、2013年から同イベントを開催。昨年は前売りの段階でチケットは完売し700人が来場した。当日は、会津のDJが会場を盛り上げるほか、来場者で民謡「会津磐梯山」を踊る企画も行う。

　今回は、会津酒造（銘柄＝山の井）や曙酒造（天明）、笹正宗酒造（笹正宗）、髙橋庄作酒造店（会津娘）、大和川酒造店（弥右衛門）など会津地域の酒蔵10蔵に加え、特別招集枠として同じ福島県内の酒蔵である豊国酒造（一歩己）と松崎酒造店（廣戸川）が参加する。日本酒は2時間飲み放題。

　フードは、「ニシンのサンショウ漬け」を提供する居酒屋「弦や」（喜多方市）、「鮎のペーストとスイカのコンポート」などを提供する日本酒専門店「多田」（文京区）、シラスのくん製を会津産コシヒカリにトッピングする茶漬けなどを提供する「日本酒処 友膳」（横浜市南区）の3店舗が出店。フードはキャッシュオン（500円程度を見込む）で提供する。

　開催時間は3部入れ替え制で、1部＝11時～13時、2部＝14時～16時、3部＝17時～19時。入場料は、前売り＝2,500円、当日＝3,000円。現在、Peatixなどでチケットを販売している。