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南青山・骨董通りに米発メキシカン「タコベル」 国内3店舗目、モーニング営業も

エントランス入ってすぐの注文カウンター

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 南青山・骨董(こっとう)通りに7月4日、米発メキシカン・ファストフード「Taco Bell(タコベル)」国内3号店「タコベル青山骨董通り店」(港区南青山5、TEL 03-6427-6234)がオープンした。経営は「牛角」などを展開するプライム・リンクの親会社アスラポート・ダイニング(港区)。

タコスやブリトーなどをラインアップする

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 1962年に米カリフォルニアで創業した同ブランド。同ブランドを展開するTaco Bell Corp.は、ケンタッキーフライドチキンなどを擁するフードサービス企業YUM! Brands, Inc.の子会社で、米国内に6200店舗以上、世界で約7000店舗を展開している。昨年、アスラポート・ダイニングがフランチャイズ契約を締結し、4月に再上陸1号店を渋谷・道玄坂小路に出店した。

 渋谷店出店から1年を過ぎ、当初計画していた以上の売り上げを記録していることなどから多店舗化を加速する。その第一歩となる青山店。20代を中心に10代後半~30代前半をターゲットにしている同ブランドとして、アパレルショップ定員や大学生など幅広い層が集まることなどから、ブランドの認知拡大と定着を目指し「流行の発信地の一つ」である同エリアを選んだ。

 店舗面積は38坪で、席数は28席。国内の既存店舗同様、レンガ調の壁や木目のテーブルなどを取り入れ、カリフォルニアのライフスタイルをイメージさせる店内装飾やメキシコのテイストを盛り込んだ「若々しく都会的な内装」に仕上げた。オープンキッチンにして調理の様子を見られるようにしている。カウンターにはコンセントも備え、Wi-Fiも完備する。

 米本国と同じレシピで作るメニューは、メインの肉や辛さを選べる。メニューは、メインの肉やサワークリーム・チェダーチーズ・レタス・トマトを揚げたコーントルティーヤまたはフラワートルティーヤで挟むタコス(1個292円、タコスプリーム346円)、メインの肉やチーズソース・レタス・トマトなどをフラワートルティーヤで五角形に包む「クランチラップ スプリーム」(680円)、エビやアボカド、ワサビマヨネーズを包む日本限定の「シュリンプ&アボカドブリトー」(637円)など。それぞれ、ドリンクとサイドが付く「コンボ」も用意する。

 2号店の日テレプラザ店(港区)同様朝から営業する同店では、11時まで朝食メニューも用意する。ハッシュブラウンやスクランブルエッグなどを包む「A.M.クランチラップ」(302円)などをそろえる。肉はソーセージまたはベーコンから選べる。客単価は、朝=600円~650円、昼以降=1,000円台を見込む。

 マーケティングマネジャーの阿部慎一郎さんは「タコベルを生活の一部に取り入れてほしいが日本ではまだまだ認知度が低いので、まずは食べていただきたい」と来店を呼び掛ける今年は夏にオープン予定の台場店を含めてあと5店舗を出店する計画。

 営業時間は7時30分~22時(土曜・日曜・祝日は9時~21時)。

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