表参道・青山通りのシェアオフィス「PORTAL POINT(ポータルポイント)」(港区北青山3)内に6月7日、エンジニア養成学校「G’s ACADEMY (ジーズアカデミー)TOKYO」の校舎「G’s TOKYO BASE」がオープンした。運営はデジタルハリウッド(千代田区)
IT関連・デジタルコンテンツの人財育成スクールなどを展開する同社が昨年立ち上げた同校。世界中の人が利用するようなサービスやアプリを作り出すエンジニアを養成することを目的に、業界のさまざまな企業と連携しながら実教育から投資のサポートまでを行う。1~4期は全期最大定員で、受講者の平均年齢は28.3歳。
設立以降、渋谷ヒカリエ内にオフィスを構える企業内に教室を開講していたが、ポータルポイントが増床オープンするのに合わせて移転。シェアオフィスは「企業家が多く滞留している」ことから、エンジニアと交流することで「新たなものが生まれる場所」を目指して同所内に校舎を構えた。生徒は授業を行う教室のほか、24時間利用可能なシェアオフィスの共用スペースも使えるようにすることでプロダクト作りに専念できる環境を整える。
同校の授業は週末・夜間の「LABコース」(Webサービスデベロッパーコース、Androidアプリデベロッパーコース)で、共通科目として実践的な課題をこなした後にクラスを分ける。4カ月の授業後、卒業開発(2カ月)では現役のエンジニア・メンターが個別指導を行う。受講料は、入学金=5万4,000円、授業料=25万9,200円。最大定員は50人。
同社は併せて、卒業生企業者に出資するインキュベーション機関「D ROCKETS」も設立した。