渋谷センター街で6月8日、熊本地震の義援金募集活動が始まった。主催は渋谷センター商店街振興組合（渋谷区宇田川町）。

バスケや野球の選手たちも参加

　東日本大震災時にも義援金募集活動を行った同組合。組合内の「センター街パトロール隊」メンバーを中心に街頭で募金を呼び掛け、集まった義援金は区を通じて被災地に送る。

　活動には、プロ野球球団「東京ヤクルトスワローズ」、男子バスケットボール「Bリーグ」の国立代々木競技場第二体育館（神南2）をメインアリーナとする「トヨタ自動車アルバルク東京」、渋谷区を拠点とする「日立サンロッカーズ東京・渋谷」、日本相撲協会「東関部屋」が協力。

　初日のこの日は、長谷部健渋谷区長も参加。「これからは現金が必要になる。熊本に寄り添うかたちで支援を盛り上げていきたい。みんなで頑張ろう」と参加者に呼び掛けた。

　そのほか、アルバルク東京の正中岳城（しょうなか・たけき）選手、ザック・バランスキー選手、サンロッカーズ渋谷の川嶋勇人選手、伊藤駿（たかし）選手、元ヤクルトスワローズの河端龍さん、山部太さん、マスコットキャラクター「つばみ」、13代東関親方、振分親方（元小結高見盛）をはじめとする力士たちも参加。募金箱や看板を持ちながら、「募金お願いします」と声を張り上げていたほか、握手や写真撮影に応じていた。

　募金活動は商店街のメイン入り口付近で今月10日まで、各日14時～16時に行う。区では今月24日まで義援金を受け付けている。