国立代々木競技場の敷地内の2.5次元ミュージカル専用劇場「AiiA 2.5 Theater Tokyo(アイア2.5シアタートーキョー)」(渋谷区神南2)で9月、舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」が上演される。
1976(昭和51)年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった、漫画家・秋本治さんが手掛ける同名漫画が原作の同舞台。
葛飾区亀有を題材に主人公・両津勘吉を中心に時事ネタや流行を取り入れたギャグ漫画で、コミックスの発行部数は累計1億万部を超え、TVアニメや実写ドラマなどメディアミックス化されている。1999年の初版から10年ぶり5度目となる今回の舞台化は、今秋の連載開始40周年を記念したもの。
両津を演じるのは、過去4回と同じくTVアニメで両津の声を担当したラサール石井さんで、舞台の脚本と演出も手掛ける。同僚の中川圭一役にはタレントのユージさん、秋本・カトリーヌ・麗子役にはグラビアアイドルで女優の原幹恵さんがそれぞれ務めるほか、舞台版オリジナルキャラクターとして両津とコンビを組む向島三四郎を俳優・池田鉄洋さんが演じる。
キャスティングについてラサールさんは「初演からご出演いただいていた皆さんは、私含め年をとったので…(笑)ほぼ総入れ替えした」と説明。「ただ、初演から中川を演じていた伊藤明賢さんが今回は海パン刑事を演じることに。他のキャスト陣もかなりイメージ通りで、豪華なメンバーが集まったのでお楽しみに」とコメントを寄せている。
上演期間は9月9日~19日。鑑賞料は6,800円。チケット一般発売は7月24日から。