代々木公園イベント広場で5月28日・29日、「ラオスフェスティバル2016」が開催される。主催は、さくら国際高校東京校(渋谷区代々木1)、ラオス人民共和国大使館(港区)と実行委員会。
1996年から教育活動の一環としてラオスに学校を建設する活動をしている同校が、日本とラオスの友好親善を図るとともに、相互の発展などにつなげるきっかけを目指して2007年から開催し、6回目を迎える同フェス。日ラオス外交樹立60周年を記念した昨年は、2日間で約20万人(主催者発表)が来場したという。
場内には約80のブースが並ぶ。飲食店では、ココナツミルク風ラーメン「カオプ」、ひき肉のサラダ「ラープ」、ラオスソーセージ、焼き鳥「ピンガイ」、ラオス焼きそば「コアミー」、ラオスビール「ビアラオ」などラオス料理を中心に提供。モン族の刺しゅうを使ったバッグやラオス音楽のCD・DVD、エスニックファッション、食料品などの物販や、昨年日本とラオスが共同製作した映画「サーイ・ナムーライ」の紹介、公募したラオスの写真展示、キャンバスに絵を描く「でっかいぞうをかくぞう」やヨーヨー釣りなどを展開するキッズブースなども用意。ラオスから僧侶が来日し、幸せを願う儀式「バーシー」が体験できるブースも開設する。
メインステージでは両国のアーティストらがライブを行う。ラオスからは、ラオス国立芸術院舞踊団、国立芸術院所属のケーン・キーボード奏者パヴィ・チャンシレンさん、同院所属の歌手アヌゥソン・パイヤシットさん、ロックバンドCELLSのボーカルSACK(サック)さん、アイドルグループA'PACTS(エーパック)のボーカルTAR(ター)さんらが来日。日本からは、サンプラザ中野くん、パッパラー河合さん、水越けいこさん、お笑いコンビ「2700」、声優・渡部優衣さんらが出演する。サテライトステージでは、ラープなどラオス料理講座やラオス語講座、ダンスレクチャーなどを予定。
開催時間は10時~19時。入場無料。雨天決行。目標来場者数は15万人。