渋谷・みやしたこうえん（渋谷区神宮前6）で5月14日、日本酒イベント「SHIBUYA SAKE FESTTIVAL2016」が開催される。主催は日本酒の通販サービス・飲食事業「KURAND」などを手掛けるリカー・イノベーション（足立区）と明治通り宮下パーク商店会。

国内各地から100種類以上の日本酒が集まる

　日本各地の日本酒を紹介する同イベントは、2014年に始まり今年で3回目を迎える。20～30代を中心に来場があり、昨年は2500人ほどを動員したという。今年は「KURAND」の提携先をはじめとする25蔵が参加し、100種以上の日本酒を提供する。

　参加するのは、尾崎酒造（青森）、宝山酒造（新潟）、菊の司酒造（岩手）、寒梅酒造（埼玉）、土田酒造（群馬）、旭鶴（千葉）、西山酒造場（兵庫）、一宮酒造（島根）、数馬酒造（石川）、三芳菊酒造（徳島）、基山商店（佐賀）などで各地から蔵元も来場する。

　そのほか、炭酸ガスを含む「スパークリング日本酒」、梅酒・果実酒、酒で仕込む甘口な日本酒「貴醸酒（きじょうしゅ）」などの特設ブースも用意。「燗（かん）酒ブース」では、熱燗・上燗・ぬる燗・人肌燗など、好みの温度で日本酒を楽しめるようにするという。

　場内ではDJが音楽をかけて盛り上げるほか、日本酒の利き酒師で組んだ漫才コンビ「にほんしゅ」のお笑いライブ、ブラジルサンバショー、和太鼓師・広純-HIROZUMIさんによる和太鼓生演奏、「東北復興」をテーマに東北の日本酒を使った利き酒のワークショップなども予定する。

　当日は、飲食を通じて東北復興支援を行う「あがいんちゃ東北」（同商店会主催）も同時開催。日本酒に合わせた東北料理などをキャッシュオン形式で提供し、飲食代の一部を義援金として寄付する。

　開催時間は11時～18時。試飲用カップで日本酒が飲み放題となる参加料は、前売り3,000円、当日3,500円（あがいんちゃ東北は無料）。