代々木公園イベント広場で5月3日・4日、ラテンカルチャーフェス「Latin Spirits~シンコ・デ・マヨ~2016」が開催される。主催はメキシコ関連のイベントなどを手掛けるエバーラスティング(中野区)を中心とした実行員会。後援は外務省やメキシコ観光協会など。
「Cinco de Mayo(シンコ・デ・マヨ)」はスペイン語で5月5日を意味する言葉。「プエブラの会戦」での勝利を記念したメキシコ・プエブラ州の祝日で、同フェスはメキシコで始まりアメリカなどに広がっている。今回で3回目となる同フェスは2014年に駒沢公園で始まり、昨年は強風による荒天の中約4万人が来場したという。
代々木公園に会場を移して開く今回は、ブース約40店舗(飲食約30、物販約10)が出店。メキシカンビーフやメキシコのタコスと和歌山の梅を合わせた「紀州うめどりタコス」、ナチョス、ワカモレ、チョリソー、タコライス、コロナビールなどのフードやドリンク、北中米の雑貨やアクセサリー、中南米の工芸品、メキシカン・プロレス「ルチャ・リブレ」のTシャツなどを販売する。
そのほか、「ルチャ・リブレ」のマスクの色塗り(材料費100円)やメキシコ人シェフの料理教室、バーテンダーよるテキーラカクテル「マルガリータ」作り講座、パラグアイの伝統刺しゅう「ニャンドゥティ」の実演とワークショップ(同1,000円)、棒でくす玉をたたいて割ると中に入っている菓子がもらえるメキシコの遊び「ピニャータ」なども行う。
ステージでは、メキシコの兄弟ラテンポップデュオ「Rio Roma(リオ・ローマ)」、グラムロックバンド「Moderatto(モデラート)」、チカーノバンド「El Haru Kuroi(エル・ハル・クロイ)」のライブや、メキシコのダンサー「オマール・リオス」さん、ペルーのダンサー「クントゥル」さんらのパフォーマンスを展開。場内特設リングでの「ルチャ・リブレ」の試合なども行う。
開催時間は10時~20時。入場無料。