表参道に4月19日、一人しゃぶしゃぶ専門店「しゃぶしゃぶ山笑ふ 表参道店」(渋谷区神宮前4)がオープンする。経営はベイクルーズ(神南1)。
同社オリジナルの新業態となる同店は、国内の食材や伝統工芸に注力。店名の「山笑ふ」は俳句で春を表す季語で、「旬の食材がふつふつとたぎりなく芽吹く様子」を表現している。
場所は、同社が1月にオープンした英ロンドン発デリカフェ「FRANZE&EVANS(フランツ アンド エヴァンス)」日本1号店の上。席数は無垢(むく)材を使ったO型カウンター席のみで45席を用意。静岡の工芸品「掛川手織葛布」を使うのれんには、書道家が「山笑う」の文字を書く。メインの肉を載せる器には、秋田の伝統工芸「曲げわっぱ」を、各席に1個ずつ置く銅鍋は職人が手作りしたオリジナルのものをそれぞれ採用する。
肉はビタミンEの強化を図って飼育されている山形の三元交配豚「米沢豚一番育ち」や、国産牛を扱い、しゃぶしゃぶは豆乳を発酵させた調味料「腐乳」を使ったゴマダレ、すき焼きは竹炭を飼料に混ぜて与えている宮城の「竹鶏ファーム」の卵に、それぞれつけて食べる。メニューは、しゃぶしゃぶ(昼=1,620円~、夜=2,376円~)、すき焼き(昼1,566円)、一品料理(378円~)、日本酒・焼酎(626円~)など。
営業時間は、昼=11時~15時、夜=17時~22時。